なぜ取引先にバレたくないのか
- ファクタリング利用=「資金繰りに困っている」と受け取られるリスク
- 取引条件の悪化や、取引縮小・打ち切りにつながる可能性
- 競合他社への乗り換えの口実にされることも
BtoBファクタリングは合法的な資金調達手段ですが、取引先に「資金繰りが苦しいのでは」と思われることを懸念する経営者は少なくありません。特に下請け・孫請けの立場にある企業は、元請けとの関係悪化を恐れてファクタリング利用を躊躇するケースが多いです。
そこで活用されるのが2社間ファクタリングです。取引先に一切通知せずに売掛金を現金化できるため、取引関係を維持しながら資金調達が可能です。
2社間ファクタリングの仕組み
利用企業がファクタリング会社に申し込み
売掛先に通知せず、利用企業とファクタリング会社の2者間で契約を進めます。
審査・契約
書類審査を経て手数料が確定。契約は電子契約も可能で、来店不要・オンライン完結が主流です。
入金
手数料を差し引いた金額が利用企業の口座に振り込まれます。最短即日入金が可能。
売掛金の回収・精算
売掛先からの支払いは従来通り利用企業が受け取り、入金後にファクタリング会社に送金して精算します。売掛先は何も変わりません。
2社間のメリット・デメリット
メリット
秘密性取引先に通知不要
スピード最短即日入金
手続き利用企業だけで完結
取引関係影響なし
デメリット
手数料5〜18%(3社間より高い)
精算義務回収後の送金が必要
登記債権譲渡登記を求められる場合
リスク精算遅延は信頼喪失
バレるリスクとその対策
⚠ バレる可能性があるケース
- 債権譲渡登記 — 法務局に登記される。取引先が与信調査で確認する大企業の場合はリスクあり
- 精算の遅延 — 売掛先から入金後、ファクタリング会社への送金が遅れると督促が発生する可能性
- ファクタリング会社の不手際 — 悪質な業者が取引先に連絡するケースも(極めて稀)
✅ 対策
- 登記不要のファクタリング会社を選ぶ(QuQuMo、アクセルファクターなど)
- 売掛先からの入金後は即日でファクタリング会社に送金する
- 実績と評判のある大手ファクタリング会社を選ぶ
- 契約書に「取引先への通知禁止」条項が含まれていることを確認
2社間 vs 3社間の選び方
2社間がおすすめ
優先事項取引先に知られたくない
入金速度即日〜翌日が必要
売掛先承諾を得にくい相手
手数料5〜18%を許容できる
3社間がおすすめ
優先事項コストを最小化したい
入金速度1週間程度で問題ない
売掛先理解のある取引先
手数料1〜9%で大幅節約
2社間を賢く使うテクニック
- 登記不要のファクタリング会社を優先的に選ぶ
- オンライン完結型を利用し、対面の必要をなくす
- 売掛先からの入金日に合わせて精算スケジュールを組んでおく
- 初回は小額で実績を作り、2回目以降に好条件を引き出す
- 手数料の安い3社間が使える売掛先があれば、そちらを併用する
よくある質問
2社間ファクタリングはなぜ取引先にバレないのですか?
利用企業とファクタリング会社の2者間で完結し、取引先への通知・承諾が不要だからです。売掛金の回収も従来通り利用企業が行います。
2社間と3社間どちらを選ぶべきですか?
秘密性重視なら2社間、コスト重視なら3社間です。手数料は2社間が5〜18%、3社間が1〜9%と大きな差があります。
債権譲渡登記をすると取引先にバレますか?
取引先が自発的に調べない限りバレることはほぼありません。心配なら登記不要のファクタリング会社を選びましょう。
まとめ
2社間BtoBファクタリングは、取引先に知られずに売掛金を現金化できる有力な資金調達手段です。手数料は3社間より高めですが、取引関係を守りながらスピーディに資金を調達できるメリットは大きいです。登記不要の会社を選び、精算を確実に行えば、バレるリスクを最小限に抑えられます。